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POP Before SMTPとは?

今日こそ予告通りPOP Before SMTPに対応していないメールソフトのデメリットと、ついでにOutbound Port25 Blockingについての説明です。

鳳「で、前回の続きだからキャラも俺のまま、と」

そうですけど、なんか不満そうだね。

鳳「もしかしてキャラ選ぶの面倒だからじゃないよね?と思って」

え?( ̄△ ̄;)

鳳「・・・・・・・・・。」

・・・・・・・・・・。
さて!気を取り直して前回の続きを始めましょう!

鳳「またスルーしたな・・・もういいけど(ため息)」

えぇっと、前回に残した疑問は
「職場ではOutlook Expressを使ってるのに一部の人がOutlookを使ってるのは何で?」
でしたよね。

鳳「そうそう。正直、どっちも違いがわからないんだけど」

普通に使うだけならそれでいいと思いますよ。これには前回もちょろっと名前だけ登場したPOP Before SMTPという仕様が関係しています。

鳳「それもよくわからないんだけど。それって何?」

ほい。

POP before SMTPとは:IT用語辞典

一部引用。
『電子メールの送信を行う際のユーザ認証方法の一つ。送信前に指定したPOP3サーバにあらかじめアクセスさせることによって、SMTPサーバの使用許可を与える方式。』

鳳「・・・ごめん、さっぱりわかんない」

デスヨネー。
超簡単に言うとこんな感じ。

「受信操作の認証をそっくり送信の認証にしてしまえ方式」

おそらくこれでもわからんだろうから、まず認証について説明しましょう。

メールの送受信には認証という手順が存在します。要は人物確認ですね。
考え方としては「入口と出口を開けるためには鍵が必要です」みたいな感じです。
バイオでいうと「最初はゾンビに襲われて、最後はとりあえず自爆」・・・あれ?ちょっと違う?

鳳「ん?メールを送るのに何でそんなことが必要なの?」

迷惑メールの一斉送信や第三者による中継を阻止するためです。
ウィルス(とは限らんが、わかりやすいようにウィルスと言います)に感染すると、使ってる本人に気づかれないように大量の迷惑メールを送ることができる、って聞いたことない?

鳳「それなら授業で聞いたことがあるよ。それを防ぐための認証、ってわけ?」

そういうことです。
だから「このメールはアドレス使用者本人が受信してますかor送信してますか?」という確認が認証。
そしてこの認証形式の1つがPOP before SMTP。
さっきの例えに直すと「入口も出口も両方とも入口の鍵で開けられます」ということ。
バイオにしたら「爆撃に始まり自爆に終わる」・・・あれ?やっぱり結構違う?ていうかこれベロニカじゃね?

阿呆な例えはさておき、ここまできたらわかるかな?

鳳「えぇっと、受信の認証をそのまま送信に・・・あ、もしかしてこの認証形式じゃなかったら、受信も送信も両方で認証が必要になるのか」

その通り。それだと面倒だし手間もかかるし、ってことでPOP before SMTPが広まりました。まぁ今はSMTP認証にシフトしつつあるけど。

が。

鳳「が?」

困ったことにOutlook Expressはこの形式に対応していません。
正確に言うと、送受信ボタンを押したらまず送信から始まります。

鳳「それが何・・・あ」

気がついたか。はい、どうぞ。

鳳「受信の認証を送信に使うってことは、受信をしない限りこの認証は終わらないってこと?」

そういうこと。しかもPOP before SMTPの場合、一回認証した後に認証したことを記憶している時間は通常約15分。これの何が困るって、モバイルPCとかでダイヤルアップ接続をする時です。
ダイヤルアップ接続は電波が届かないとブチブチ接続が切れたりつながったりするので、接続が切れるたびに認証をし直すんです。さて、これの何が困るかな。

鳳「え、えぇ?うーんと・・・その都度、認証しなおすのが面倒?」

それもある。現実的な例をあげましょう。

ある人がダイヤルアップ接続でメールの送受信をしました。
それからメールを打ち始めました。
その途中で電波が届かなくなって接続が切れましたor30分以上かかりました。
メールを打ち終わったので送信しようとしました。送れませんでした。

さぁ、なぜでしょう。

鳳「(しばらく考えて)・・・あ!POP before SMTPなのに受信する前に送信しようとしたから、認証ができなかった!」

大当たり。よくできました。
さっきの例に説明を入れながらリプレイ。

ある人がダイヤルアップ接続でメールの送受信をしました。(=認証完了)
それからメールを打ち始めました。
その途中で電波が届かなくなって接続が切れましたor30分以上かかりました。(=認証取り消し)
メールを打ち終わったので送信しようとしました。送れませんでした。(=認証が取り消されたのに、認証となる受信をしていない)

これを防ぐためには送信する前に受信だけする。これしかありません。

鳳「それってかなり面倒くさくない?他の方法ないの?」

ない。
さて、ここでやっと前回の疑問に答えられる。どうしてOutlook ExpressじゃなくてOutlookを使うのか。
ヒント、この方はよく出張に行かれます。それとOutlook2007からはPOP before SMTPに対応しています。

鳳「これこそさっきの例えみたいなことにならないように、でしょ?だからOutlookを使ってるわけか」

その通り。あぁ、長かった。
ちなみにOutlook Expressだけではなく、WindowsメールもPOP before SMTPに対応していません。

Windowsメールは進化しているのか?:パソコントラブル出張修理・サポート日記

が。

鳳「また?今度は何?」

さっきも言った通り、世間の流れ的にはSMTP認証(SMTP-AUTH)という認証方式にシフトしつつあります。
もともとPOP before SMTPは問題も多く、SMTP認証にシフトするまでのつなぎ的な役割にするべき、という議論もあったぐらいです。

鳳「・・・あのさ、根本的に聞きたいんだけど、じゃあ今までの長々と続いたこの説明は何?」

ところがだ。じゃあ「POP before SMTPはもう絶滅したか?」と問われれば「いや、まだあるけど(たぶん)」というのが現実。
しかしこの(たぶん)の不安に悩まされながらOutlook Expressを使う必要なんてないわけです。
つまりうちの職場の人はその(たぶん)のためにOutlookを使っているわけだよ。

鳳「そういうわけか。はぁ、長かった」

はぁ、長かったね。
ずいぶん長くなっちゃったんで、Outbound Port25 Blockingは別記事で。またよろしくね。

鳳「また俺?」
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月影

Author:月影
日本のどこかでITサポートをやっています。・・・のはずだが、最近プリンターやら録音機やら「機械っぽいもの」全般を触るはめになっております。機械っぽいものって何じゃいよ。プライベート・仕事共に基本、富士通PCユーザーです。WindowsXPと7は使えます。根が関西なのでボケ突っ込み過多。

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